うおづるくん 舞鶴のさかな 一般社団法人舞鶴市水産協会

舞鶴のさかなのガイドページです。
さかなの街舞鶴の魅力をご紹介します。

丹後とり貝
Tango Torigai

うまみがぎっしりと詰まった1個が100g以上の丹後とり貝

4月下旬から6月末までだけ、味わえる初夏の旬の味。貝の中にはうまみが凝縮された身がぎっしりと詰まっています。お客様の注文を受けてから、貝を割って料理するお店が大半。産地だから味わえる、そんな丹後とり貝をご賞味ください。

大きくて、身が厚く、うまみがたっぷり

漁業者が丹精を込めて育てた丹後とり貝は、殻の長さが8~10㎝にもなります。丹後とり貝の身は、特別大きく、厚みがあり、食べると柔らかで歯ごたえもあり、おいしさが口いっぱいに広がります。
丹後とり貝は、少し加熱すると甘みが増します。「足」の部分を包丁で切り開いて10数秒間熱湯で湯通ししたものをお造りや寿司にして食べるのが一般的。丹後とり貝の出荷は、4月下旬から6月下旬までです。
京都府漁業協同組合では、定期的に身の検査を行い、身が充実していることを確認して出荷しています。初夏の旬の絶品をぜひ味わってください。

丹精込めて育てたとり貝

丹後とり貝は、筏から吊るされたコンテナケースの中の砂状の石炭粒の中にもぐり、アサリのように海中のプランクトンを食べて、1年足らずで1㎝から8~10㎝(殻の長さ)に成長します。漁業者は、この餌となるプランクトンが十分に食べられるように、定期的にコンテナケースの取り換えや収容個数を減らしたりしています。この作業は、重労働で30kg近くあるコンテナケースを1つずつ筏に引き上げ、石炭粒を洗浄し、網蓋を取り換えていきます。三方を山で囲まれミネラルと栄養が供給される内湾の豊かな環境とこうした作業が、おいしい丹後とり貝づくりを支えています。

柔らかく、甘い肉厚の身。周囲の山からのミネラル・栄養が注ぐ舞鶴湾の恵み

波穏やかな舞鶴湾、その先に広がる若狭の海、海面から駆け上がるような山々の稜線。丹後とり貝は、美しい大自然に抱かれ、その恵みを受けて育まれています。波静かな舞鶴湾の海の恵みをいっぱいに受けて、舞鶴のとり貝は大きく、おいしく育ちます。貝の大きさは大人の握りこぶし大、身は一般的なとり貝の数倍になります。それでいて、肉厚の身は柔らかく、独特の甘みと歯ごたえがあります、稚貝から舞鶴湾の豊かな自然環境の中で漁業者が丹精込めて育成することで、4月下旬から6月下旬のシーズンまでには大きくて、おいしい丹後とり貝が安定的に出荷できるようになりました。

水産物として初めて「京のブランド産品」に認証

とり貝を大量に育成する技術があるのは京都府だけ。不安定だったとり貝を安定的に供給することができるようになりました。
そして、丹後とり貝は、(公社)京のふるさと産品協会から、水産物として初めて、京野菜などと共に「京のブランド産品」に認証されました。「京のブランド産品」は、京都府内産農林水産物の中から、安心・安全と環境に配慮した生産方法に取り組み、京都らしいイメージを持つ品質の優れたものだけが認証され、現在水産物では2品種だけです。
また、地域団体商標(特許庁)にも登録し、ブランド価値を維持しています。

 【舞鶴市公式ムービーチャンネル】         「丹後とり貝」を食す!プロ直伝のさばき方へのリンクはこちら

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