うおづるくん 舞鶴のさかな 一般社団法人舞鶴市水産協会

舞鶴のさかなのガイドページです。
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投稿日/2025年10月16日

いさざ(シロウオ)

春の訪れとともに、透き通るような小さな体が舞い踊る「いさざ(シロウオ)」をご存知でしょうか。舞鶴市を流れる伊佐津川では、京都府の許可を受けた地元の方々により、毎年いさざ漁が行われます。

いさざは、ハゼ科の魚で、体長は約5cm。その名の通り、透き通った白い体が特徴で、清らかな水辺に生息します。春になると産卵のため、川を遡上し、川底に仕掛けた「落し網」と呼ばれる筒状の網で捕獲します。

いさざの旬は、まさに春の訪れを感じさせる頃。新鮮なものは、生きたままポン酢でいただく「踊り食い」が有名です。口の中でピチピチと跳ねる食感と、ほのかな苦みが感じられます。また、かき揚げや卵とじ、お吸い物など、様々な料理で楽しむことができます。

短い期間しか出会えない、いさざ。機会があればぜひ、淡白で上品な味わいを体験してみてはいかがでしょうか。日本の豊かな自然が育んだ、小さな命の恵みに感謝しながら、季節の移ろいを感じてみてください。

※「いさざ(シロウオ)」は「舞鶴の旬の特鮮さかな」にも選ばれており、現地での販売のほか、市内の飲食店でもお楽しみいただけます。

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